明けましておめでとうございます。
日頃より茨城県老施協の事業運営に対しましては、深いご理解とご協力を賜りまして誠にありがとうございます。
この度の「令和6年能登半島地震」では、石川県志賀市で震度7の地震があり、石川県を中心に甚大な被害が発生しております。被災された皆様には心よりお見舞いを申しあげます。
さて、2024年度の介護報酬について、政府は、1.59%引き上げる方針を決めました。他産業の賃上げで介護業界からの人材流出が進み、担い手確保のための引き上げが必要と判断した結果ですが、依然として物価高騰が追い打ちをかけ、施設経営は厳しいものとなっております。
また、コロナ禍は落ち着いてきたとはいえ、社会は大きく変容し、施設における感染防止対策をより強化し、様々な場面に対応できるように事前に対策を講じていくことが、引き続きの課題となっています。
今年は、このことを踏まえ、現場の声を中央に発信し、利用者・現場本位の「安心を支える介護の構築」を目指し、より迅速な対応ができる組織づくりに努めます。
さらに感染対策及び災害対策等に重点をおき、地域に根ざした社会福祉法人の在り方を模索するとともに、福祉人材の確保・育成・定着等課題解決に向け事業の展開に努めると同時に、会員協働のもと、会員・事業所の支援と本会組織の充実発展を目指します。
会員の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。
令和6年1月
一般社団法人茨城県老人福祉施設協議会
会長 菊池 義