会長挨拶

 茨城県老施協のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 先般、県老施協理事会・総会においてご推薦、ご承認を賜り、引き続き会長を仰せつかることとなりました木村哲之(きむらさとし)です。3期6年目となりますが、微力ながら全力で協議会の運営に取り組んで参りますので、相変わらぬご指導とご鞭撻をお願い申し上げます。

 コロナ禍において迎える春も3回目となり、年明けからの第6波も未だに終息する気配がありません。私たち高齢者福祉施設等においては、やはり今年度も、感染を施設内に持ち込まぬように、引き続き緊張感をもって取り組んでいかなければならないと覚悟しているところです。

 また、このところ日々伝えられるウクライナの惨状を見聞きするにつけ、コロナ禍にはあるも戦禍に怯えることのないわが国の現状に深く安堵しながら、遠い国のことではなく、まさに国境を接する隣国のこととして考えて行かなければならないと思います。

 わが国では、持続可能な社会保障制度のために地域共生社会の実現を目指しています。私たちは地域包括ケアシステムの構築を図るべく、茨城県医師会や茨城県老人保健施設協会等と協働し、医療と介護の連携を深めて参りました。

 とは言え、私たち介護事業者が提供するサービスは、介護保険制度下の、いわゆる“共助”を支えるものです。真に地域共生社会を実現するためには、それ以前の、自助や互助が大切であり、とりわけ“互助”は、地域社会を支える上で最も重要であると考えます。

 老老介護や認認介護、高齢者の独居世帯、子育てしながらの介護や8050問題、ヤングケアラーなど、地域の福祉課題は多様化、複合化していながら、一人一人の地域の中での関係は希薄化してきています。隣人が何に困っているか、動もすれば隣にどんな人が住んでいるかさえ知らないこともあるでしょう。関心を持つことをしなければ、隣人のことでさえ遠い国の出来事のように思われてしまうかもしれません。

 だからこそ、地域における住民相互の連携や協力、様々なコミュニティづくりを進める上で、私たち高齢者福祉施設等が地域の人と人をつなぐ役割を果たして行かなければならないと考えています。コロナ禍だからこそ、手を伸ばせばつながる距離にある人との関係を深めていきたいと思います。

 まだまだ感染の不安が拭えない毎日ですが、今できることを精一杯取り組んで参りましょう。今年度もよろしくお願い申し上げます。

 

令和4年4月

 

                                    一般社団法人      
                                   茨城県老人福祉施設協議会
                                   会 長  木 村 哲 之