会長挨拶

 茨城県老施協のホームページをご利用いただきまして誠にありがとうございます。
 皆様方におかれましては、日頃より当会の事業運営・活動に際し、ご理解とご協力を賜りまして心より御礼申し上げます。

 一昨年の12月に中華人民共和国湖北省武漢市において集団感染が確認された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、昨年の4月、8月をそれぞれピークとする第1波、第2波を大きく上回る勢いで第3波が猛威を振るっており、国内の新規感染者数の記録を日々更新しながら令和3年の正月が過ぎてしまいました。
 今月14日には、11都府県に対する緊急事態宣言が再発令され、茨城県においても県内の感染状況に鑑み、この18日、県独自に緊急事態宣言が発令されたところです。
 首都圏や全国の都市部においては、すでに医療機関が逼迫している状況があり、先般、厚生労働省から各都道府県に対する事務連絡において、「感染した高齢者等が医療機関で入院加療し、その後退院基準を満たした際には、介護施設において適切な退院受入れを求めること」や「地域のコロナ病床ひっ迫時においては、一定の条件の下で、特別養護老人ホーム等の施設内において療養を行う」といった状況が発生し得ることを示唆されました。
 退院基準を満たした方や軽症者に対し、特養等の施設で看護・介護を提供していくことに関して、確かに不安はありますが、軽症者の退院調整を進めなければ、重症者の入院調整が困難になってしまうことからも、そうした状況に対応できる準備を進めていく必要があります。会員施設の代表者の皆様はもとより、施設で従事されている職員の皆様、また施設をご利用されている皆様におかれましても、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
 この一年余りのコロナ禍において、社会は大きく変容してまいりました。私たちは、“新しい”と言われる生活様式に加え、多くの生活上の制限を強いられ、それに順応しなければ社会から取り残されてしまうような雰囲気の中で、誰もが一生懸命に頑張っています。ただ、その変化のスピードに心と体が追い付いて行かないような、疲れも見えてきています。
 私たち老施協は、生業としている高齢者を中心とした介護・福祉事業を通して、高齢者の方々がこの変化に対して柔軟に対応できるように、そして地域にお住いのすべての方々が福祉―しあわせ―を実感し、寛容に満ちた「地域共生社会」を実現していけるように尽力して参ります。

令和3年1月18日

                                    一般社団法人      
                                   茨城県老人福祉施設協議会
                                     会長 木 村 哲 之